日付: 2012年3月25日 カテゴリ:歯医者の話
先日、第105回歯科医師国家試験の合格発表がありました。
受験者数 3326名
合格者数 2311名
合格率 71.1% でした。
私は第89回で、合格率が90.0%でした。
妻は第100回で、合格率が74.2%でした。
段々、難しくなってきているようですね。
日付: 2012年3月22日 カテゴリ:歯医者の話
先日、面白い本をみつけたので、ご紹介します。
『せかいのこどもたちのはなし はがぬけたらどうするの?』(フレーベル館)
抜けた乳歯をどうするかの話です。
世界の国々ではどうなのかを作者の方が聞いて、本にまとめたものです。
いろいろなバリエーションがあるのですね・・・。
乳歯は、個人差はありますが、1才ごろから生えはじめ、3才ごろ生えそろいます。全部で20本あります。
そして、6才前後から永久歯に生えかわりはじめ、12才ごろまでに第2大臼歯が生え、最後に20才前後に親知らずが生えてきます。
永久歯は全部で28本、親知らずもいれると32本です。
日本では上の歯は下に、下の歯は上に投げることになっていますよね?
最近は上に投げたり、下に投げたりせずに、箱にしまってとっておく人が多いのですかね。
日付: 2012年3月22日 カテゴリ:歯医者の話
21日(水)の午後および28日(金)は休診とさせていただきます。
先日、中高の同級生がお酒を持って、遊びに来てくれました。
とても美味しいワインでした。ありがとうございました。
ワインはステインがつき易いので、Crestの3D WHITEで歯磨きをしています。
これは香港で買ったものです。
日付: 2012年3月20日 カテゴリ:歯医者の話
妻の友人が、こんな物を持って遊びにきてくれました。
「TOOTH PIKS」
面白いなぁと思ってしまうのは職業病でしょうか。(笑)
これは、ピックの役割だけでなく、ディップをすくうこともできるとか。
そして、妻が喜んでいたポイントは食洗機OKのただし書き・・・。
「TOOTHPICK」だと爪楊枝の意味なので、音だけかぶせているのだと思います。
いつも面白い歯関連グッズをありがとうございます。
日付: 2012年3月17日 カテゴリ:歯医者の話
一般的に、虫歯は痛いけど我慢していると、少しよくなったり、また痛くなったりと繰り返します。
そしてついに我慢できないくらい痛くなって来院される方も多いです。
痛いと言って来院される場合、虫歯が神経(歯髄)まで達していることが多いです。その場合、神経(歯髄)をとらなければなりません。根管治療です。
根管とは神経(歯髄)が通っている管です。この管は歯の根っこの部分を通っている為、根の治療といわれたりもします。
まず、根管から歯髄組織を除去します。そして、根管内を洗浄・消毒します。もし、感染がひどく根管内が汚れている場合には、何度も繰り返して、きれいにします。そして、最後に根管にゴムのようなシーリング材を用いて充填、密封し、蓋をします。この一連の作業が根管治療です。
そして、歯髄をとってしまった歯はもろくなりますので、クラウンなどの被せ物をしていくのです。
もし、定期的にクリーニングに来ていれば、もしくは最初に少し痛いと思った時に受診していれば、神経(歯髄)をとらずにすむ可能性が高いです。そして、神経(歯髄)をとる治療に比べて来院回数も少なくてすみます。
ですから、歯医者さんに何度も通うのは面倒くさいと思っている方こそ、定期的に歯医者に健診に行くか、痛いと感じたらすぐに歯医者さんと受診してください。
日付: 2012年3月16日 カテゴリ:歯医者の話
最近、奥歯でも、白い詰め物にして欲しいとよく言われます。
もちろん出来れば歯と同じ色の方が良いですよね。でも日本では、健康保険の範囲内の治療だと、虫歯が進行している奥歯はパラジウム合金の詰め物か被せ物、いわゆる銀歯になってしまいます。
外国では合金の詰め物をしている国は少ないようです。
これはまだセット前の詰め物です。
上の奥歯です。
第一大臼歯は一番初めに生えてくる永久歯で、おおよそ6才前後に生えかわります。
生えかわり直後はエナメル質もまだまだ幼いですし、他の歯と段差があって食べ物が詰まりやすかったりするので、虫歯になってしまうケースが多いようです。
今回の患者さんもパラジウム合金から、このセラミックの詰め物にかえたいとのご希望でした。セットしたら、また紹介します。
白い詰め物ですと保険外の診療になってしまいますが、興味のある方は相談して下さい。
日付: 2012年3月14日 カテゴリ:歯医者の話
前に舌ブラシについて紹介しましたが、もっと詳しく口臭について知りたいという患者さんがいらっしゃることが分かりました。
学びやぶっく24 「息さわやか」の科学 (明治書院)
この本では口臭に関する最新情報をわかりやすく紹介しています。また、ネーミングがネガティブでないところもいいかなと思います。
日付: 2012年3月12日 カテゴリ:歯医者の話
唾液を汚いと思っている人、沢山でると恥ずかしいと思っている人がたまにいますが、唾液は口腔内の健康にとって、すごく大事です。
唾液は主に唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)から分泌されています。
1日の唾液の分泌量は約10リットル前後です。
唾液の働きは口の中を潤し、汚れを洗い流します。
口の中が潤うことで、咀嚼や嚥下、そして発声を容易にし、口の中の粘膜を保護しています。
また、唾液の中に含まれる成分の抗菌作用や抗真菌作用によって、虫歯を防いだり、カンジダを防いだりします。
また、一部の成分は傷の治りを早める効果があります。
昔の人が傷口などに「つばをつけておけば治る」というのも非科学的な訳ではないのです。
しかし、なってしまった虫歯や歯周病に関してはさすがの唾液も治すことはできません。
ですから、痛みがあったり、歯茎の調子が悪い場合は歯医者さんを受診してください。
デンタルクリニック恵比寿の歯磨きコーナー
本日は木曜日なので、午前のみの診療でした。
私事ですが、妻の論文が歯科系の雑誌にAcceptされました。タンパク質についてのバリバリの基礎系の論文ですが、インパクトがあって面白い内容だと思います。
これで、学位が取れるそうです。先を越されました。おめでとうございます。