印象採得とは、型どりの事です。
当院では、ほぼ全ての症例に2回以上型どりしています。
1回目の印象採得では、大まかな型どりをします。
型どった印象を石膏模型にします。
その石膏模型上で、義歯の設計をします。
その後、患者さん個人個人にあわせた、型どり用のトレーをDr自ら作製しています。
なぜなら、柔らかい口腔内を型どりし、硬い石膏となった物で作製し、また柔らかい口腔内に入れて使用するわけですから、口腔内を実際みている者でないと、微妙なニュアンスがわからないからです。
その微妙なニュアンスをトレーに再現して、二回目の型どりを行います。
トレーが過不足なく出来ていれば、より精密に、お口の状態にあった型をとることが出来ます。
次は咬合採得です。
日付: 2014年11月26日 カテゴリ:歯医者の話, 義歯